寸法:320×75×115
型番:NU-DH/日立工機
電流・電圧・消費電力:3.4A, 100V, 300W
回転数:1250RPM
□概要
穴あけが主目的で携帯型の電動工具。
着脱式のドリルビットをドリルチャックに取り付け、本体のモーターにより回転させることで主に木材や金属の穴あけを行う。
ドリルビットを替えることで、タップ切りやリーマ加工等にも使用できる。
現在は機械本体も絶縁体でカバーした二重絶縁のものが主流であるが、これは旧式のため鋼製のボディとなっている。
□使用方法
①ドリルビットの取付
シャンク部をドリルチャックに差し込み、チャックハンドルで穴三箇所を均等に固く締める。スイッチを入れ、ドリル先端のブレなどが無いかを確認する。
②試しもみ
工作物が固定されたもので無い場合は、作業台などに万力で固定する。
バリ防止のため裏当ての木片などを当てると良い。
左手を本体胴部に添えて、穴開け箇所の中心にドリルを垂直に軽く当て、右手でトリガーを引いて起動させて試しもみする。
③穴あけ作業
ドリルが常に穴あけ面に垂直になるように正しく保持し、無理な力を加えないように均等に押す。貫通したらドリル回転させたまま静かにまっすぐ抜く。
※巻き込まれる危険性があるため、保護手袋や軍手は使用しないこと!!
※特に金属加工の場合は保護メガネを着用すること!
□各部機能
トリガー:モーター回転を起動するスイッチ。右側のロックボタンはトリガーを引きながら押すことで、トリガーのON状態を固定できる。再びトリガーを引きながらロックボタンを押せばロックが解除される。
ドリルチャック:ドリルビットを保持する部分。ドリルビットのシャンク部をツメで挟んで固定する。
チャックハンドル:ドリルチャックをしっかり閉めるために用いる小さなハンドル。
ドリルビット:ドリル刃本体。上部の刃のついてない範囲はシャンクと呼ぶ。