埴輪が出迎える陶芸工房
境橋付近を歩いていると、可愛らしい埴輪が目についた。
ガレージのような玄関。
奥では何かを作っている雰囲気があるが、曇りガラスで見えない。
近所でありながらよく分からない場所。
今回ようやくそこに入ることができた。
陶りゃんせは陶芸教室。
講師の上野勝己さんは元々はネジメーカーのサラリーマンだったが、30代の頃から趣味として陶芸の世界に入ったという。
勤労福祉会館(現IKE・Biz)でのアシスタントを経て、約25年前にこの場所でアパートだった建物の1Fを陶芸教室用に改修し、この場所に教室を開いた。
柱のない空間にはろくろと作業台が並び、棚には様々な土や灰、釉薬や乾燥させている生徒さんの作品などが並ぶ。
奥にはガス窯が、そして手前のガレージスペースには電気窯が。
ガス窯は窯内部が密閉なのに対し、電気窯は窯内部に空気が通るので酸化の度合いに違いが出るのだそうだ。
ガス窯の脇に焼き物でできた鎖のようなものが置かれていた。
上野さんが以前、遊びで作ったものだという。
棚には他にも上野さんの作品が。
鎖と同様に、焼き物で編み物のような形を作っており特徴的だ。
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