1月末に行なった庭塗装WS。
1日目は屋外の鉄塔と小屋を塗装、2日目は木板を塗装。
多くの方にご参加いただき、いろいろな作業が一気に進みました。
なかなかその後動けていなかったのですが、これらの作業成果を次へ進めていこうと、
先日大明を訪れました。
1.木板の整理
まず2日目に塗装した木板の整理から。
大明の旧プールの横で、材料を並べて整理してみました。
有難いことに材料は8割型完成していました。
残り2割はその場で切り出して完了。
右側の壁に立てかけているのが、小屋の側面に貼る部分です。
屋根勾配に合わせて斜めカットしましたが、綺麗に揃っていました。
黒塗装されてないのが、この日追加で切り出した材料たち。
塗っても良いのですが、このまま貼っても面白いかもしれません。
2.下地材加工
次に、木板を小屋に貼っていくための下地材の準備。
36×40の栂(ツガ)材を小屋の鉄骨部分にナベビスで留め、そこに木板を釘打ちしていく作戦です。
現地にて、栂材を実際の小屋鉄骨に万力で固定してみます。
部分的に鉄骨柱と横架材が揃ってないところがあり、下地材が浮いてしまいます。
この浮いているところを切り欠く必要があります。
そこで活躍するのが鑿(のみ)。
大工道具では不可欠なもので、これが使えると木加工の幅が広がります。
浮いてしまうところに印をつけ、ノコギリで切り込みを入れ、横から鑿で切り欠く。
下地材がぴったり揃いました。
3. 鉄塔の塗装修正
最後に鉄塔の塗装修正。
1日目の塗装は主にローラーで塗ったので、塔の内側などに塗り残しが生じています。
この部分を上から塗っていきました。
鉄塔塗装は完成です。
これだけでもだいぶ完成予想図に近づいたのではないでしょうか。
さて次回、3/22(日)今年度最後の庭講座にて、これらの板を貼っていく予定です。
今回はあまり大々的に参加者を募らない方向ですが、前回WSで参加していただいた方には声をおかけしたいと思っています。(参加無料)
しかし、
ご存知のように新型コロナの影響で、流れる可能性が高いと思っています。
大明も3/2-15が臨時閉鎖となり、4月のさくらまつりも中止が決定してしまいました。
ただ、いつでも仕上げの板張りができるように準備をしておくことは、今できることとしてやっておきます。そしてみなさんで力を合わせて塗ったこれらの材料をきちんと完成させて形にすることは、庭講座として必ず実行させようと考えています。
次回がいつになるかまだ分かりません。
3/22に予定通り開催できる場合は開催しますし、延期の場合はまた追ってこちらに情報を上げます。
今回の騒動が落ち着いてからでも、またこの庭スペースでお茶会ができたらいいなと思ってます。